久しぶりの更新になりました。
自転車のメンテナンスで、ボス抜き工具とスパナでボスフリーを抜こうとしたのですが、硬くて不可能。その辺の棒を使ったら簡単にボス抜きができましたので、シェアしときます。
ボスフリーが抜けない! 固着したボスフリーの簡単な抜き方
私は自転車が足代わりになっています。自家用車がないわけではないのですが、妻が買い物や子供の送迎で使っているものですから。
一昨々年くらいから環境保全活動に関わるようになって、この自転車で山間地を走るようになりました。
この自転車買って3~4年たちますかね。フレームはしっかりしていますが、駆動系にガタが来ているようなので、メンテすることにしました。
amazonで工具とパーツを注文し、年が明ける前に済まそうと思っていたのですが、配送ミスらしく、ボス抜き工具というものだけ届かず。
年を越してしまいました。
年明け早々、リアスプロケットの交換です。
ボスフリー型リアスプロケット換装
メンテナンスついでに、大きめのギヤに換装予定。
使うのはコレです。一番内側のギヤだけ大きい。これが登坂用のギヤになります。
今まで使っていたのが28T(ギヤの歯数です)。これは34T。
フロントの一番内側が28Tなので、ギヤ比は1.00から0.82に変わります。トルクはおおよそ1.2倍。
本当は8段くらいのスプロケットで36T~11Tくらいにしたかったのだけども、ボスフリーというちょっと古いギミックしか対応していないということで断念。
そして、これを外すのに、ボス抜き工具というものが必要になるのですが...

こんなやつです。
そして、これがなかなか抜けないのです。
この部分は走っているうちに緩むと大事故につながるので、走れば走るほど締まるような構造になってる。
手持ちの30㎝のスパナじゃびくともせず。
少し調べてみると、昔、自転車メーカーのSHIMANOが推奨していたのが、万力でボス抜き工具を固定してタイヤの方を回すやり方。
そして、一般によく行われているのが、スパナに鉄パイプをかぶせて柄を延長するやり方。

でも、鉄パイプがある家って…(^^;
わざわざそのために鉄パイプ買いに行くのもばかばかしいので、その辺にあった棒を紐でぐるぐる巻きにして工具作成。
これで簡単ボス抜き工具

その辺に落ちてた杉の枝を紐でぐるぐる巻きにしました。トルク3倍(笑)
これでボス抜き工具を挟んで「えい!」とやったら、スルっとあっけなく外れました。
杉の枝がその辺に落ちている家ってのも珍しいでしょうけどね。鉄パイプよりはありそうですが。
まぁ、その辺の丈夫な棒をスパナに紐でぐるぐる巻きにすれば簡単に外せるようになりますので、困っている方はお試しください。
今回、リアスプロケット以外では、クランク、リアディレーラー、変速機、チェーンを交換しました。
駆動系一新してとても快適です。

本当はもっとワイドレシオなクロスバイクに仕立てたかったのですが、フレームの規格的に難しいことが判明したので、この程度にとどめています。
その過程で、複雑怪奇な自転車部品の規格・適応についてわかってきたので、次の記事でシェアしたいと思います。