- 素人が3Dプリンターで顕微鏡を作る⑥ -Printing parts-
- サイト翻訳
- Printing the plastic parts
- Standard builds of the microscope
- Webcam-based microscope
- High resolution microscope
- Plastic tools
- Components
- main_body_LS65-M-BS.stl / main_body_LS65-M-BS_brim.stl 顕微鏡本体
- feet.stl / feet_tall.stl 本体の脚
- gears.stl 歯車
- illumination illumination_dovetail.stl 照明垂直接続部品
- illumination condenser.stl コンデンサーアーム
- sample_clips.stl サンプルクリップ
- optics_picamera_2_rms_f50d13.stl / optics_picamera_2_rms_f50d13_beamsplitter.stl 光学モジュール
- microscope_stand-30.stl / microscope_stand-30-BS.stl 顕微鏡スタンド
- sample_riser_LS10.stl サンプルライザー
- For motorised operation you will also need
- For reflection illumination you will also need
- Additionally, you will need
- Print settings
- おわりに
- サイト翻訳
素人が3Dプリンターで顕微鏡を作る⑥ -Printing parts-
前回からかなり機関が開いてしまいましたが、次はPrinting partsです。3Dプリンタで作る部品のことでしょうね。
サイト翻訳
Printing the plastic parts
パーツを印刷するか誰かからもらってくれと。
PLAフィラメントでRepRapスタイルのプリンタならほぼ確実に印刷できる。作る顕微鏡のタイプによって必要なパーツが違ってくるので、作り方を読んでから印刷するか、Configure and Download STLsのページから、ダウンロードするのがよいでしょう。
今使っているプリンターは、Crearity Ender3 SIとAnycubic MEGA-S。これって、RepRapスタイルなの?
よくわかりませんが、大丈夫じゃね?
普段PLA使わないからなぁ...。そういえば、PLAの木質フィラメント余ってたっけ。木の顕微鏡ってのも面白そう。
Standard builds of the microscope
標準バージョンを作りたい人は、Webcam-based microscope または、High resolution microscope の部分だけでOK。カスタマイズしたい人はページ下部のところまで印刷。
High resolution microscope で電動化するつもりなので、Webcam-based microscope の部分はスルーします。
Webcam-based microscope
省略
High resolution microscope
医学や科学的研究に使われる対物レンズが必要。光学系パーツとサンプルマウントがほかのバージョンとは違うところ。
おぉ~、本格的な感じに仕上がりそうですね。
本家サイトのSTLファイルへのリンクを張っておきます。
Plastic tools
actuator_assembly_tools.stl バンドおよびナット挿入ツール、バンドツールホルダー
lens_tool.stl 直径13mmコンデンサーレンズ挿入ツール
picamera_2_lens_gripper.stl PIカメラレンズ取り外しツール(付属していなかった場合のみ必要)
Components
main_body_LS65-M-BS.stl / main_body_LS65-M-BS_brim.stl 顕微鏡本体
↑ビルドプレートへの定着に自信のある人用
↑ビルドプレートへの定着に自信のない人用(ブリムが最初から含まれています)
feet.stl / feet_tall.stl 本体の脚
↑無限遠補正光学モジュール(?)なるものを使ってなければこれでいいそうです。
↑無限遠補正光学モジュールを使っている場合はこれなんですかね。普通に作るならこれじゃない方でいいんだと思います。
gears.stl 歯車
illumination illumination_dovetail.stl 照明垂直接続部品
illumination condenser.stl コンデンサーアーム
sample_clips.stl サンプルクリップ
optics_picamera_2_rms_f50d13.stl / optics_picamera_2_rms_f50d13_beamsplitter.stl 光学モジュール
黒で印刷!
↑transmission illumination用
↑reflection illumination用
microscope_stand-30.stl / microscope_stand-30-BS.stl 顕微鏡スタンド
↑普通のヤツ
↑reflection illuminationにする場合
sample_riser_LS10.stl サンプルライザー
For motorised operation you will also need
電動化する場合必要
small_gears.stl 小歯車
motor_driver_case.stl モータードライバーケース
For reflection illumination you will also need
reflection illuminationにする場合
・・・しないので省略
Additionally, you will need
追加
RMSのねじ切りしてある有限系対物レンズ。肩からサンプルまでの距離が45㎜の場合はライザーが必要。35㎜の場合は不必要。
直径12.7mm、焦点距離50mmのアクロマティックレンズ。 ThorLabsac127-050-aまたは同等の一般的なもの。
コンデンサーレンズ用直径13mm、焦点距離5mmのPMMA平面凸レンズ。(LEDレンズとしてまとめて販売されている)
モーターとモータードライバー関係の電子部品。
Print settings
プリント設定。プリント前に読むべし。
Prusa i3 Mk3 か Ultimaker2 でPLAフィラメントを0.2mmレイヤーで印刷すると、本体(main_body〇〇〇.stl)を印刷するのに10時間ほど。
標準は0.2mmレイヤーってことですね。
で、注意書きには、サポート材なしで印刷できるように設計してあるとのこと。親切~
スライサーのBrim設定は使わない。ビルドプレートへの定着に問題ある場合は、Smart Brimを使う。
↓これです。
サポートが必要な部品はないけど、ブリッジが必要な部分はあるらしい。
ブリッジが上手く印刷できるかどうか確かめるために、just_leg_test.stlを印刷してみるとよい。うまくできなかった場合はスライサーを調整のこと。
初期設定ではブリッジ印刷がOFFになっているスライサーもあります。
just_leg_test.stlが上手く印刷できないからとサポートをONにすると、こ・わ・れ・るらしいです。
just_leg_test.stlはこれ↓
3Dプリンターのビルドプレートが180mm×180mm以上あれば、パーツを並べといて一気に印刷できる。
でも、一個ずつ印刷した方が無難だよなぁ。
印刷設定の適・不適を見るには、just_leg_test.stlを印刷してみる。
といいらしい。
光学モジュールは他のパーツを一緒に印刷すると、各層の所要時間が長くなり、フィラメントが固化する余裕ができる。
のでお勧めらしい。まあ、スライサーの設定で何とかしましょう。
光学モジュールは、チューブ内の迷光を減らすために黒で印刷するのが最適。
他の色でも大丈夫だって書いてはあるけどね。
Smart Brim
main_body〇〇〇.stlでスライサーのBrimを使うと必要な隙間を埋めてしまう場合がある。それ以外は使っても大丈夫。
だけど、smart brimの方がいろいろいいらしい(激略)
スライサー設定としては、cura v4.4は特に問題なし、PrusaSlicer v2.1.1 はデフォルト設定で問題なしらしい。現行バージョンより古いけど、まぁ、大丈夫でしょ。
結論。Smart Brim選択しといてスライサーのBrimはOFFの一択です。
Clean-up of printed parts
パーツを印刷したら顕微鏡本体の3つの穴をドリルで開けること。
M3のネジが通る部分なので、3mmのドリルですかね。ボルトの通りをよくするためだと思います。
ペンチを使用して、サンプルステージの下側からプラスチックの緩んだ紐を取り除きます。
スマートブリムの残骸かな?
アクチュエータカラムケーシングと真ちゅう製ナットを保持する中央アクチュエータカラムの間にも関係があります。
これらは、後の手順で説明するように、スナップする必要があります。
また、2つの細い脚のペアと、顕微鏡の周りを走る「壁」との間に短い結びつきがある場合もあります。
これらもナイフでスナップする必要があります。
脚の各ペアの間の「はしご」のような構造も、印刷中のサポートのためだけにあります。
そのままにしておいても害はありませんが、「ラング」を切り取ると、ステージがもう少し動くようになります。
え~、よくわからなかったので、直訳のまま載せておきます。多分、組み立てる段階でわかるようになると思いますので。
印刷部品を入手したら、アクチュエータを組み立てることから始めましょう。
はい。
Extra details for custom microscopes
上記の2つの標準ビルドのいずれかをビルドする場合は、このセクションを無視しても問題ありません。
パーツごとの詳細が書かれていますが、自分なりにカスタマイズする時に必要になるのでしょう。今回は特に必要なし。
でも、一つだけ...
VitonOリングを手に入れることができない場合、代替手段の一つとして、柔らかいTPUフィラメントを使用していくつかのOリングを印刷することです。
おぉ~。そうなんです。バイトンオーリング、なかなかちょうどいいサイズが見つからないのです。
これ用のSTLファイルは
これだそうです。
よく見るとこんなところにチェックボックスがあった!
▼Advancedをクリックすると出てきます。これにチャックを入れとけばまとめてダウンロードしてくれます。TPUで印刷ですので間違えないように。
おわりに
今回もかなーりのいい加減訳になりましたが、多分必要な部分は翻訳出来ていると思います。
不安な人は本家サイトと見比べながら進めてください。